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サークル「デュオメトルスフェロトゥールビヨン」のブログです。
こんにちは。urlです。
長いタイトルの通り、

早稲田大学読書マラソン新人コメント大賞及び相沢沙呼先生トークイベント&サイン会

に行って来ました。全部を一行にまとめると長い。

で、もちろん内容も長いので、「続きはこちら」からどうぞ。
2013年6月21日、金曜日。

Twitterで「東京にいて相沢沙呼のイベントに行ける奴らを呪う!」と過激派の皆様がテロリズムを唱和している中、私はバイトの休みをもらい、雨の中を闊歩して早稲田大学に向かいました。
思えば、どうして平日の真昼間にイベントを行ったのでしょうか。「講義があって行けない」という大学生の方が多かった。
とはいえ、私がそれにうだうだ言っていても始まらないので、進まないといかんでしょう。
行けなかった皆さんのためにも、全力で楽しんでおかなければいけません。

15:00 生協到着

早稲田大学生協に到着。ぶらぶらするも、相沢先生の新刊がなかなか見つかりませんでした。
どうやら探し方が悪かったみたいで、後で探したら柱にありました。
マツリカ・マジョルカのポップに「太腿好きも必見です!」と書かれていて笑いそうになります。
いやあ、やっぱりそこなんですね。確かに12ページ目でいきなり出てきますからね。

16:05 入場

時間になったので、受付でパンフレットと整理券をもらってイベントスペースへ。
中に入ると、十畳(もっと広いか? 大きさわかりません)向かって左の壁に時計と、手作りのトランプが。
A4くらいの大きさのトランプが五、六枚壁に貼り付けてありました。
右側、後ろの壁には不思議の国のアリスのキャラクターたちと相沢先生の短編の題名が散りばめられています。
これはかわいらしい。
せっかくだからとマツリカ・マジョルカを読んで待ちます。

16:30 読書マラソン新人コメント大賞授賞式

28分ごろになにやら壮年の男性が壇上(とはいえ段差がないの)の椅子に座ります。
賞状を渡すために来たんでしょうか。

そして、すぐに司会が挨拶をはじめます。
司会の簡単な挨拶の後、先ほど座った壮年の男性の挨拶が始まります。
さて、突然ですがこの書き方だと記事がとんでもなく長くなることに気付いたので、これ以降は巻いていきます。

「こんにちは、早稲田大学生協理事長です。本日はお足元の悪い中お越しいただきありがとうございます。昨今の大学生は本を読まないとよく言われますが、このような企画に応募してくれる大学生がいて嬉しく思います。こういう企画をきっかけに沢山本を読んでもらえると嬉しいですね。そして、生協の売上に貢献していただくと(会場笑)」

続いて、ブックポータル代表者さんの挨拶。

「本日はお足元の悪い中お越しいただきありがとうございます。(中略、メモとるの忘れました)読書というものは一人でやるものゆえに、読んでいる最中は一人になりがちですが、このような企画を通じて『ああ、こういう読み方や感想があるんだな』といったように、交流してもらえると嬉しいです」

拍手。144通の中から選ばれた7人が授賞式に臨み、1人は都合が悪く来れなかったものの、恙無く終わりました。

16:40 新人コメント大賞授賞式終了

拍手に包まれ、授賞式が終了しました。
相沢先生のトークショーは16:55に開始とのこと。
ちなみに16:50頃に机の設営が始まりました。
水は安定のいろはす。

16:55 相沢沙呼先生トークショー開始

相沢先生の紹介がされ、相沢先生が入場。
席についてトークショーが始まりました。

──作家になったきっかけは?

結構昔から小説を書いていました。中学の頃「ブギーポップは笑わない」で、今まで娯楽として読んでいた小説を、「意外とすごいんじゃないか」と思ったのがきっかけですね。
自分はもっとこういうふうに生きていけるんじゃないか、自分も作ってみようかと思いました。
当時ライトノベルを書いてライトノベル系の新人賞に送りました。
高校の頃北村薫さんの「空飛ぶ馬」で「日常の謎ミステリもあるんだな、こういう素敵な話をやってみたいな」と高校生くらいから日常の謎を書き始めました。

──中学生、高校生の頃は誰かに自分の小説を読んでもらいましたか?

当時、インターネットはテレホーダイの時代だったので、23時になったらチャットへGO! という感じで(会場笑)
なので、ネットのメールやチャットで感想をもらいました。中にはなんとなく話してなんとなく会う人とかもいました。

──実際に「プロ作家になろう」と思ったのはいつごろ?

中学の頃は馬鹿だったので、「俺作家になれるんじゃね?」と思っていました(会場笑)

──執筆スタイルなどはありますか?

なかなか決まらないです。家にいるとついつい本を読んでしまったり、ネットしたりしてしまいます。
喫茶店だと結構うまくいきますね。マックとかだとトイレに行っている間にポテト食べられたりしないか不安になります。
サイクル的には夜の方が書けている気がしますね。

──Twitterでよく「書けない」と仰っていますが、その時はどうやってその状況から脱出しますか?

Twitterですね(会場笑)
深夜アニメとかも見ます。書けない時は映画とかアニメとか、受動的に見れるもので気分転換することにしています。
あとは、トランプ。キーボードの前でシャッフルしてます。

──読書について、子供のころはどんな本を読んでいましたか?

実は子供の頃の記憶が無い(会場笑)
小学校の頃なにしてたっけ……。
黒歴史なのかもしれない。
中学だとクリスティなどの海外ものをよく読んでいました。
当時日本人作家の本格ミステリは読んでいなかった。

──今はどんな本を読みますか?

全然読めてないです。書くのに忙しくて。特に新しいジャンルに挑戦したりすると、Amazonから資料がバン! バン! バン! と届くので読む隙がないです。

──他の作家さんの本は何を読みますか?

加納朋子さんの「魔法飛行」ですね。
先ほどの北村薫さんと加納朋子はやばいっすよ。
どうしたらいいのかわからないときに読み返すことが多いです。演出とか、展開とか。
読み返し過ぎて付箋がボウボウです。

──短編連作が多い気がしますが、これは。

東京創元社だし、そうしなきゃいけないのかなって気になったんです(会場笑)

──「午前零時のサンドリヨン」で、須川くんが未読の本にカバーをつけていましたが、あれは相沢先生の癖ですか?

そうですね。自分の癖でした。最近はかけてないです。昔はよくやっていました。
あれはわけわかんなくなります。
京極某先生の本は別ですが(会場笑)

──作品に関して、トリックやストーリーはどのようにして思いつくんですか?

僕が知りたいです(会場笑)

──ええと、ではサンドリヨンはどのようにして思いつきましたか?

「空回りトライアンフ」をもともとネットに載せていたんです。当時は連作にしようとは思っていなかったんですが、創元社だからと連作に(会場笑)
空回りトライアンフの後に胸中カード・スタッブを書いて……どうやって全体を収束しようとしたのか覚えていないです。
直感ですかね。(トリックやストーリーに対して)どうアプローチしていいのか知りたいです。
頭が回転していたり、無意識に行動している時に考えつくことが多いです。ふしぎ!
昔の自分に戻って聞いてみたいですね。

──実際にトリックを試すことはありますか?

ないですね。誰かを騙したりとか怖い。
本格のトリックを実践とか怖いです(会場笑)

──作中に相沢先生の高校の実体験が反映されていることはありますか?

ないです。

──高校の頃感じたり見た空気や雰囲気を出したり、ということは?

実は高校の頃の記憶もあんまりないんです(会場笑)

──いじめの話など、重い話で考えていることは?

デリケートな問題ではあるんですが、「いじめ」は物語の中では割と万能です。
学校外でおける「殺人」と同じような感じで使えてしまうので、あまり多用したくないです。
また、書く場合は一定方向のみの視点からではなく、「いじめている側」「いじめられている側」「見ている側」など、色々な視点から書いていきたいです。

──女子高生たちのブランドの描写などがすごいんですが、どうやって情報を得ているんですか?

お、女の子の友達とか……。

──取材ですか?

そうです(会場笑)
この服はこの値段で、とかそういう情報を貰いに行きます。
ファッション誌も買います。

──周りの友人などに小説の意見を求めたりは?

周りの女の子の友達に見せて、感情の流れが自然になっているかどうかを聞いています。
「いやこれはありえんわー」とか言われることもあってへこむことも……(会場笑)

──女性一人称と男性一人称はどっちが書きやすい?

女性ですね(即答、会場笑)
男性視点で書いていると「これはないわ」と考えてしまうんですが、女性だとそれがないので書きやすいです。
また、自分は葛藤をよく書くので、葛藤してるのが男だとなよなよしていて不自然なんです。
女の子だとそれが書けます。

──サンドリヨンでのマジックの描写はどのようにしていますか?

難しいですね。読んでいる方の中にマジックを見たことのない方がいるので、書いている方は分かっている専門用語が出たりして、分量が出てしまうのでペース配分に悩みます。

──作中のマジックは全て実践できますか?

できるものとできないものがあります。
やり方はほとんどわかっているんですが、唯一の例外がピアノ。
あれはどれだけ探しても資料が見つからなくて再現ができなかったので、想像で書きました。
その後、知り合いのマジシャンに見せてもらって「知らずに書くもんじゃないな」と思いました(会場笑)

──強烈な個性を持つキャラクターの作り方は?

僕の趣味です。毎回クールなヒロインを持ってくるので、ネタがつきつつある(会場笑)
あと、TRPGを10年くらいネット上でやっていて、色々なキャラを見てきたので、「こういうところ萌えるな」っていう経験則が多いです。
知り合いのTRPGプレイヤーの方にキャラ設定を考えるのがすごいうまい人がいて、「こういう設定作って」というとすごいキャラができて「俺より才能あるんじゃ……」と思います(会場笑)

──キャラクターが勝手に動き出すことは?

八反丸が動きすぎてつらいです。
最初は美少女だったのに、どうしてこうなった。

──ちなみにお気に入りのヒロインは?

秘密です。

──そこをなんとか。

想像でお願いします(笑)

──表紙のふたり(酉乃、マツリカ)は理想に近いですか?

そうですね。マツリカさんはおしりまで見えちゃってる(会場笑)

──最後の質問となります。思い入れのある作品は?

ココロ・ファインダですね。新しいことに挑戦できたので、自分で好きになれました。
あと、女の子一人称なので、自分らしさが出せて嬉しいです。お気に入り。

──ありがとうございます。ここから質疑応答コーナーです。

Q1(俺).サンドリヨンで、マスターの十九波さんと酉乃さんではマジックに対するスタンスが違っていましたが、相沢先生はどっちが近いですか?

うーん、僕はそれほどマジックに本腰を入れているわけではないんですよね。
だからどっちでもないんですが、僕はマジシャンではなく、また酉乃もマジシャンになってそんなに経っていないので、酉乃寄りだと思います。

Q2.すみませんQ1メモってたら聴き逃しました。

Q3.短編一つ出来上がるのにどのくらいの期間がかかりますか?

二週間くらいですかね。でもいっつもそれ以上かかってしまって編集者さんに迷惑かけてます。

Q4.今後の作品の展望は?

異世界ファンタジーとかSFとか書いてみたいです。色々動き出しているのもあります。現代物でも学園もの以外をやってみたいです。

Q5(俺).東京創元社では「午前零時のサンドリヨン」と「ロートケプシェン、こっちへおいで」が〈マジシャン酉乃初の事件簿シリーズ〉ととても長いんですが、もう少し短い腹案はありませんか?

創元社ってどういう風にシリーズ名決めてるんですか!?
(編集者さん´・ω・`)<適当です
友人にロートケプシェンを紹介した時に「なんで二作目なのに『初の事件簿』なの?」と聞かれました(会場笑)
なので「酉乃シリーズ」って呼んでます。

Q6.女性の友人に勧める時、何をはじめに読んでほしい?

女性に薦められるのはココロ・ファインダですね。それからサンドリヨン、マツリカといった感じでしょうか。
ココロ・ファインダ以外は女性受けがあまり……(苦笑)

Q7.文庫版とハードカバー版どっちの絵がいい?

両方! ロートケプシェンの文庫版の表紙も楽しみ。

──これで質疑応答は終了です。

17:45 マジック披露

「僕のトークショーではマジックをやるのがお約束になっているので、します。助手が三人欲しいので、やりたいかたはいますか?」

ここで挙手せな男が廃る。ということで三人目で挙手して無事ワトスンとなりました。

「さっきトークショーで直感のことを話したので、今日は直感のマジックをやっていきたいと思います」

ここで相沢先生、二人目の助手を指名してラッキーナンバーを尋ねます。

「ラッキーセブンなので、7ですね」
「7ですか。なるほど」

ここで相沢先生、一人目の助手はカードの束の上の方のカードからランダムに一枚、二人目は真ん中、三人目(俺)は下の方から一枚取るよう指示。それに従ってカードを一枚抜きます。スペードの8でした。観客の皆さんに見せます。

「ではこれを戻します」

ここで相沢先生、三枚のカードを束に戻して置きました。

「これを直感の力で当てていきましょう」(めっちゃうろ覚えです、誰か補完をお願いします……)

ここで俺が上から何枚かカードをめくっていくのを指示されたのですが、全部めくるものだと勘違いしてすごい勢いでめくっていってしまいました。相沢先生ほんとすみません……。

ここで相沢先生、「そ、そんなにめくるの?」とさすがに動揺。「適当なところで止めてくださいね」と言ったので流石に勘違いに気付いたのですが、めくって出てきてしまったカードがまさかのスペードの8

相沢先生、これには渋面を隠せません。
ところが驚きのアドリブ力で危機を回避。

「今日、帰って『もう三枚くらい戻しておけばよかった』とか思っちゃダメですよ」

という台詞を何度か繰り返し、なんとか「はい、ここのカードをめくりましょう」とめくったカードは見事スペードの8。
会場の爆笑を誘うと共に、なんとか持ち直しました。
これを三人一気にやってのけ、会場は拍手喝采。大盛り上がりの中トークショーは終わりました。

その後集合写真に写り、無事トークショーは終了。
サイン会に移行します。

整理券に名前とTwitterアカウントを書き、名札を下げてステルス爆撃を刊行して見事成功。

「あれ、どこかで見たことのある文字列が」
「お世話になってます。さっきはすみませんでした、かくかくしかじかで」
「なるほどハハハ。ところでお名前なんて読むんですか」
「○○です」
「へえー、かっこいいなあー」
「実はこれこれこうなっててあんまりかっこいいとはいえないんですよ」
「あら、そういうものか……はい、ありがとうございます」
「ありがとうございます! マツリカの新作楽しみにしてます!」

このマツリカの新作うんぬんは、「マツリカ第二弾の一話目を読んでいなかったので続きも読めなかったので単行本になるのを楽しみにしています」という意味だったのですがどう考えても言葉が足りませんでした。

以上、レポートでした。
眠くって推敲とかしていません、すみません。
また行きたいですね!


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東方創想話にて活動中。
『教授限定シリーズ』は最終回を迎えました。
ありがとうございました。
現在色々執筆したいんですが、忙しくてなかなか手が出せていません。

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